園芸用菊の咲き方
菊は、中国原産で、日本ではよく栽培され、特に園芸用の菊は多くの菊が作出されました。 ここではそうした園芸用の菊について少しだけ紹介します。
主に日本で作出されたものを和菊、ヨーロッパで改良されたものを洋菊と呼びます。
和菊
主に大きさで、大菊、中菊、小菊に分けられます。大菊は、10~15cmほど、中菊は4~8cmほど、小菊は2~4cmほど。
大菊
大菊は、咲き方で、厚物(あつもの)、管物(くだもの)、平物(ひらもの)などに分けられます。 茎頂の花が大きいため、支柱を立て、花を支えるために針金等で作られた渦巻き状の土台が用いられる。
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厚物
厚物。三段仕立てが多い。一株を春先に摘心して3つに枝分かれさせ、花の高さを調整し“天”、“地”、“人”の三段にする仕立て。
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管物
花弁が細い筒状で、特に周辺の花弁が長くなる。
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平物
厚物ほど盛り上がらない。
中菊
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中菊
大きさが6~8cmほどの菊。
小菊
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小菊
菊人形などにも用いられる。摘心を繰り返して一株から多くの花を咲かせる。
菊盆栽
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菊盆栽
菊は一年草なので盆栽にはできないのですが、まるで盆栽のように仕立てたものです。
洋菊
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クッションマム
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ガーデンマム