おさんぽ花図鑑

ツルムラサキ科 Basellaceae

ツルムラサキ科は20～25種を含む。

アカザカズラ属 Anredera

  • アカザカズラ

    アカザカズラ

    学名: Anredera cordifolia (Ten.) Steenis
    Syn. Boussingaultia cordifolia Ten.
    分類: ツルムラサキ科 アカザカズラ属
    原産: 熱帯アメリカ 東南アジア
    花期: 秋

    蔓を3mほど伸ばす。秋に穂状の白い花が咲く（総状花序）。 芳香がある。 蔓と葉の付け根（葉腋）にムカゴができる。 葉はややハート形。 蔓や葉を摘んで茹でるなど食用にする。 葉や茎を切って加熱するとぬめりがでる。

    くせのない面白い食感なので、オカワカメの名前で野菜としてスーパーなどで販売されている。

    またゴーヤーのように夏の日差しを遮る“緑のカーテン”としても利用される。

ツルムラサキ属 Basella

  • ツルムラサキ

    ツルムラサキ
    ツルムラサキの実

    学名: Basella alba L.
    分類: ツルムラサキ科 ツルムラサキ属
    原産: 東南アジア
    花期: 夏

    太めのつるを伸ばして茎と葉の付け根（葉腋）から花柄を伸ばして粒状のピンクの花を付ける。 葉は被針形で、互い違いに付く（互生）。

    茎と葉を食用にする。ホウレンソウと同様に茹でておひたしにしたり、炒めて食べる。 オクラやモロヘイヤのようなぬめりがある。

    黒い実がなる。

    つるの色違いなど

植物の分類について

植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。