おさんぽ花図鑑

モクレン科 Magnoliaceae

モクレン科は200種を含む。

モクレン亜科 Magnolioideae

オガタマノキ属 Michelia

  • オガタマノキ

    オガタマノキ

    学名: Michelia compressa (Maxim.) Sarg.
    分類: モクレン科 オガタマノキ属
    原産: 日本
    花期: 早春

    枝頂に数個の白い黄色を帯びた3cmほどの花が咲く。花弁の基部は紫がかっている。 葉は革質で長い卵形。芳香がある。

    公園に植栽されていた。

    常緑高木。樹高は10~20mほど。

モクレン属 Magnolia

  • オオバオオヤマレンゲ

    オオバオオヤマレンゲ

    学名: Magnolia sieboldii K.Koch subsp. sieboldii
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: 中国 朝鮮半島 日本
    花期: 夏

    枝先に10cmほどの白い花が下向きに咲く。 葉は卵形で葉先が尖り互い違いにつく(互生)。葉身は10cmほど。

    オオヤマレンゲの雄しべは黄色またはオレンジ色で樹高は1~3mほどなのに対して、園芸用に販売される本種の雄しべは紅色。

    落葉高木。樹高は1-10mほど。

  • キモクレン

    キモクレン

    学名: Magnolia acuminata (L.) L.
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: アメリカ合衆国東部 カナダ オンタリオ州
    花期: 春

    6弁の黄色い花が咲く。花弁同志には隙間がある。花の大きさは5~6cmほど。 葉は卵形で大きく表面にややつやがある。 秋に表面がウロコ状の太いキュウリみたいな実がなる。

    落葉高木。樹高は20mほど。

  • コブシ

    コブシ
    コブシの実

    学名: Magnolia kobus DC.
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: 日本
    花期: 春

    6弁の白い花が咲く。花弁は重ならずに開いて咲く。花は6~10cmほど。花弁の基部が一部桃色になる。花が咲いている時は葉が無い。

    夏になると集合果がピンクに色づいてくる。この実の姿が握り拳にみえることからコブシと呼ばれる。秋になると集合果は茶色くなり皮が割れて、中からオレンジ色の実が出てくる。 街路樹ではその割れた実が道路や歩道などに落ちていて、目にすることがある。

    公園樹や街路樹として植栽されている。

    落葉高木。樹高は大きくなると18mにもなる。

    コブシの実

  • サラサモクレン

    サラサモクレン

    学名: Magnolia x soulangeana
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: 中国
    花期: 春

    花は卵が上から開いたように咲く。花の大きさは10~15cmほど。花弁の下側が薄い紫色になっている。 花期には葉がない。 本種はモクレンとハクモクレンの交配種で街路樹など広く利用されている。

    落葉低木。樹高は6~10mほど。

  • シデコブシ

    シデコブシ

    学名: Magnolia stellata (Siebold et Zucc.) Maxim.
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: 日本
    花期: 春

    花はコブシに似ているが花弁が10~30枚ほどと多い。花色は白色または淡いピンク。ヒメコブシとも呼ばれる。

    落葉小高木。樹高は1.5~2.5mほど。

    日本固有種

  • タイサンボク

    タイサンボク

    学名: Magnolia grandiflora L.
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: 北アメリカ中南部
    花期: 初夏

    背の高い木の枝先に15cmほどの玉状の白い大きな花が咲く。葉は革質で20cmほど。葉の裏側には茶色い毛が生えている。 芳香があるが、高いところに咲くため気づかないことが多い。

    常緑高木。樹高は20mほどになる。

  • ハクモクレン

    ハクモクレン

    学名: Magnolia denudata Desr.
    Syn. Magnolia heptapeta (Buc'hoz) Dandy
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: 中国
    花期: 春

    花は卵が上から開いたように咲く。花の大きさは10~15cmほど。 花色は白色。 花期には葉がない。

    落葉高木。樹高は10~15mほど。

  • ホオノキ

    ホオノキ

    学名: Magnolia obovata Thunb.
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: 日本
    花期: 夏

    枝先に両手ほどの大きな白い花が咲く。 芳香があるが、高木のため香りを感じるのは難しい。 葉は楕円形または先が丸い倒被針形で20~40cmほどもあり枝先に束生する。

    花は午後に咲いて、一旦閉じる。そして、翌日の午後に再度開く。 これはまず雌しべが成熟した後に雄しべが成熟することで自家受粉を抑止すための雌性優性と考えられている。

    ホオノキの葉は朴葉と呼ばれ、殺菌作用があるため食材を包むのに用いられたり、乾燥した葉を皿にして味噌や食材を置いて炙る朴葉味噌と呼ばれる調理にも使用される。

    落葉高木。樹高は15~30mほど。

  • モクレン

    モクレン

    学名: Magnolia liliiflora Desr.
    分類: モクレン科 モクレン属
    原産: 中国
    花期: 春

    卵形の花が咲く。花の大きさは10~15cmほど。 花弁の外側が紫色で、内側は白色。 シモクレンとも呼ばれる。

    落葉低木。樹高は4mほど。

ユリノキ亜科 Liriodendroidae

ユリノキ属 Liriodendron

  • ユリノキ

    ユリノキ
    ユリノキの実

    学名: Liriodendron tulipifera L.
    分類: モクレン科 ユリノキ属
    原産: 北アメリカ
    花期: 初夏

    薄い黄色の花弁で基部がオレンジ色のチューリップに似た花が咲く。 葉は掌形で大きい。

    公園樹や街路樹として植えられている。 樹皮は縦に並ぶように裂け目がある。 同じように植えられているスズカケノキ(プラタナス)と誤解されることがある。 プラタナスの樹皮はすべすべで一部皮がはがれたりするので異なる。

    秋にオクラに似た細い実がなる。

    落葉高木。50mに育つこともある。

    ユリノキの実

植物の分類について

植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。