おさんぽ花図鑑

ベンケイソウ科 Crassulaceae

ベンケイソウ科は1,400種を含む。

カランコエ亜科 Kalanchoideae

ウンビリクス属 Umbilicus

  • ウンビリクスオポジッティフォリウス

    ウンビリクス・オポジッティフォリウス

    学名: Umbilicus oppositifolius Ledeb.
    Syn. Chiastophyllum oppositifolium
    分類: ベンケイソウ科 ウンビリクス属
    原産: コーカサス地方固有種
    花期: 初夏

    花茎を伸ばして穂状に黄色い米粒ほどの花が多数咲く。 花はほとんど開かない。 葉は肉厚でロゼットを形成する。 草丈は10~25cmほど。

    庭の日陰や鉢植えなどされていた。

カランコエ属 Kalanchoe

  • カランコエ・ウエンディ

    カランコエ・ウエンディ

    学名: Kalanchoe 'Wendy'
    分類: ベンケイソウ科 カランコエ属
    原産: マダガスカル
    花期: 春

    葉は肉厚。花茎を伸ばして、釣鐘のような赤い花をたくさんつける。

    本種は原種をかけあわせた園芸用 交配種

  • カランコエ・プミラ

    カランコエ・プミラ

    学名: Kalanchoe pumila Baker
    分類: ベンケイソウ科 カランコエ属
    原産: マダガスカル
    花期: 夏

    葉は肉厚。花茎を伸ばして、4弁の紫色の花が数個咲く。葉の表面がうっすらと白い。

    “白銀の舞”や“青い一寸法師”などの名前で流通している。

  • ベニベンケイ

    ベニベンケイ

    学名: Kalanchoe blossfeldiana
    分類: ベンケイソウ科 カランコエ属
    原産: マダガスカル
    花期: 秋から春

    葉は肉厚。花茎を伸ばして先に4弁の花が数個咲く。花色は赤色や黄色など多い。

    属名のカランコエで流通している。

    色違いなど

クラッスラ亜科 Crassuloideae

クラッスラ属 Crassula

  • カゲツ

    カゲツ

    学名: Crassula ovata
    Syn. Crassula portulacea
    分類: ベンケイソウ科 クラッスラ属
    原産: 南アフリカ
    花期: 早春

    葉は肉厚の丸葉。葉先から小さな5弁の花が咲く。常緑なので盆栽としても利用される。

    別名 カネノナルキ。

  • ヒマツリ

    ヒマツリ

    学名: Crassula capitella ssp. thyrsiflora 'Flame'
    分類: ベンケイソウ科 クラッスラ属
    原産: アフリカ南部
    花期: 秋

    葉は肉厚で三角形。花茎を伸ばして、茎頂に小さな白い花が集まって咲く。

    寒くなると葉が赤くなる。

ロケア属 Rochea

クラッスラ属から分離された。

  • ロケア

    ロケア

    学名: Rochea coccinea (L.) DC.
    Syn. Crassula coccinea
    分類: ベンケイソウ科 ロケア属
    原産: 南アフリカ
    花期: 夏

    茎頂にたくさんの花が放射状に咲く(散形花序)。 葉は肉厚で十字に対生する。 草丈は30~60cmで、育つと木のようになる。

マンネングサ亜科 Sempervivoideae

アエオニウム属 Aeonium

  • クロホウシ

    クロホウシ

    学名: Aeonium arboreum (L.) Webb & Berthel.
    Syn. Sempervivum arboreum
    分類: ベンケイソウ科 アエオニウム属
    原産: カナリア諸島 (北西アフリカ沖大西洋)
    花期: 初夏

    黒紫色の葉は肉厚でバラが咲いたようにロゼット状につく。初夏に黄色い小さな花が総状花序で咲く。

    アオエニウムまたはサンシモンの名前でも流通している。

エケベリア属 Echeveria

  • エケベリア

    エケベリア

    学名: Echeveria derenbergii
    分類: ベンケイソウ科 エケベリア属
    原産: メキシコ
    花期: 初夏

    肉厚な葉がバラが咲いたようにつく。花茎を伸ばして赤い筒状の花が咲く。花弁の先が黄色。

    多肉植物。

オロスタキス属 Orostacys

  • コモチレンゲ

    コモチレンゲ

    学名: Orostachys malacophylla (Pall.) Fisch. var. boehmeri (Makino) H.Hara
    Syn. Orostachys boehmeri (Makino) H.Hara
    Syn. Sedum iwarenge (Makino) Makino var. boehmeri (Makino) Ohwi
    分類: ベンケイソウ科 オロスタキス属
    原産: 日本
    花期: ―

    多肉質の葉が折り重なってバラの花のようになる。 ランナーを出して子株を増やしていく。 親株は季節に関係なく茎を伸ばして小さな白色の花をつける。 花弁は5枚で雄しべが長い。 親株は花後に枯れる。

    漢字では子持ち蓮華とかく。 属名の英語読みのオロスタキスの名称でも流通している。

グラプトペタルム属 Graptopetalum

  • オボロヅキ

    オボロヅキ

    学名: Graptopetalum paraguayense (N.E.Br.) E.Walther
    Syn. Cotyledon paraguayensis N.E.Br.
    Syn. Echeveria weinbergii hort. ex T.B.Sheph.
    Syn. Sedum weinbergii (hort. ex T.B.Sheph.) A.Berger
    分類: ベンケイソウ科 グラプトペタルム属
    原産: メキシコ
    花期: 夏

    葉は肉厚でバラに見える。花茎を伸ばし、枝分かれして茎頂に白い5弁の花が咲く。

  • タキツス・ベルス

    タキツス・ベルス

    学名: Graptopetalum bellum
    Syn. Tacitus bellus
    分類: ベンケイソウ科 グラプトペタルム属
    原産: メキシコ
    花期: 夏

    葉は肉厚でバラに見える。花茎を伸ばし、e枝分かれして2.5cmほどの赤い花が咲く。花弁は5枚。ベンケイソウの仲間では大きな花。

    本種は旧学名で呼ばれることが多い。

キリンソウ属 Phedimus

  • キリンソウ

    キリンソウ

    学名: Phedimus aizoon (L.) 't Hart var. floribundus (Nakai) H.Ohba
    Syn. Sedum aizoon L. subsp. kamtschaticum auct. non (Fisch.) Frod.
    分類: ベンケイソウ科 キリンソウ属
    原産: 中国 朝鮮半島 日本 シベリア東部
    花期:夏

    肉厚な葉が輪生し、茎頂に枝分かれして数個の花が咲く(複集散花序)。花は星形で黄色い。 葉は倒卵形で、縁に浅い鋸歯がある。 草丈は30~50cmほど。

    自然には山地に自生するが、公園や庭などにも植栽されている。

センペルビブム属 Sempervivum

  • センペルビブム

    センペルビブム

    学名: Sempervivum arachnoideum L.
    分類: ベンケイソウ科 センペルビブム属
    原産: アルプス山脈 イタリア アペニン山脈 カルパティア山脈(スロバキア、ポーランド~ルーマニア)
    花期:夏

    花茎を伸ばしてピンクの2cmほどの花が数輪咲く。 株元に肉厚の葉が折り重なるのようにロゼットを形成している。特に白い糸のような毛が株元を覆う。株は広がっていく。

    花が咲いた株は枯れることが多い。

    日本ではマキギヌ(巻絹)と呼ばれる。

パキベリア属 x Pachyveria

本属は、パキフィツム属 Pachyphytumエケベリア属 Echeveriaの属間交配で作出された。

  • パキベリア

    パキベリア

    学名: x Pachyveria 'Hummel's Purple'
    分類: ベンケイソウ科 パキベリア属
    原産:
    花期:秋

    花茎を伸ばして先に数個の花が咲く。花弁は5枚。 葉は肉厚でへら形。 葉が紫色のものは花色は赤色、葉が緑色のものは花色は黄色など。

    本種は紫麗殿(シレイデン)の名称で流通している。

マンネングサ属 Sedum

  • ウスゲショウ

    ウスゲショウ

    学名: Sedum parmeri
    分類: ベンケイソウ科 マンネングサ属
    原産: メキシコ
    花期: 春

    肉厚な丸葉の縁が赤くなる。その上に肉厚なバラのような葉ができ、そこから花茎を伸ばして枝分かれし、茎頂に黄色い花が咲く。

  • ウスユキマンネングサ

    ウスユキマンネングサ

    学名: Sedum hispanicum
    分類: ベンケイソウ科 マンネングサ属
    原産: 南ヨーロッパ
    花期: 夏

    星形5弁の白い花が咲く。短い肉厚の葉が茎の周囲に対生する。枝分かれしてたくさんの花が咲く。

  • コゴメマンネングサ

    コゴメマンネングサ

    学名: Sedum uniflorum
    分類: ベンケイソウ科 マンネングサ属
    原産: 東アジア
    花期: 初夏

    茎先に5弁の小さな黄色花が咲く。 多肉質で赤い茎を伸ばす。葉は卵形。

  • ツルマンネングサ

    ツルマンネングサ

    学名: Sedum sarmentosum Bunge
    分類: ベンケイソウ科 マンネングサ属
    原産: 中国 朝鮮半島
    花期: 夏

    黄色い星形の花が咲く。葉は三角形で輪生する。 蔓を10~30cmほど伸ばして増えていく。

    道の端などで自生する。

  • ハママンネングサ

    ハママンネングサ

    学名: Sedum formosanum
    分類: ベンケイソウ科 マンネングサ属
    原産: 日本 台湾 フィリピン
    花期: 初夏

    茎は赤く肉厚な丸葉で、茎頂に黄色い星状の花が咲く。

    本来、海岸などに自生するが、プランターに植えられていた。

  • メキシコマンネングサ

    メキシコマンネングサ

    学名: Sedum mexicanum Britton
    分類: ベンケイソウ科 マンネングサ属
    原産: 不明
    花期: 初夏

    茎の周囲に肉厚でトゲ状の葉が輪生する。茎頂が手の指状に数本枝分かれし、星状の5弁の花が咲く。 草丈は10~15cmほど。

    道端に自生している。

ムラサキベンケイソウ属 Hylotelephium

  • オオベンケイソウ

    オオベンケイソウ

    学名: Hylotelephium spectabile
    Syn. Sedum spectabile
    分類: ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属
    原産: 中国 朝鮮半島
    花期: 秋

    葉は肉厚で、茎先に小さな紫色の花が咲く。

    ベンケイソウの名前で流通している。

  • ミセバヤ

    ミセバヤ

    学名: Hylotelephium sieboldii (Sweet ex Hook.)
    Syn. Sedum sieboldii Hort. ex G.Don
    分類: ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属
    原産: 日本
    花期: 秋

    小さな1cmほどの花が咲く。花弁は5枚で中央の葯は開く前は毛のついたラグビーボール状。 花は茎先に多数咲く(散房花序)。 葉は肉厚で3枚一組になって茎の周りにつく(輪生)。 葉の縁がやや赤く、秋に全体が紅葉する。 茎は10~20cmほどで立ち上がらず倒れるように伸びる。

    鉢植えされている。

    園芸種もありよく栽培されているが、自生地は極めて限られており環境省のレッドリストの絶滅危惧種(EN)に指定されている。

    レッドリスト 植物I類(PDF) (環境省)


植物の分類について

植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。