ツバキ科 Theaceae
ツバキ科は500種を含む。
ヒサカキはモッコク科に分離された。
ツバキ属 Camellia
-
サザンカ
学名: Camellia sasanqua Thunb.
分類: ツバキ科 ツバキ属
原産: 日本
花期: 晩秋から冬常緑樹。ツヤのある葉。ツバキに似た花。
咲終わりに花弁が散る。
-
チャノキ
学名: Camellia sinensis (L.) Kuntze
分類: ツバキ科 ツバキ属
原産: 中国
花期: 秋から冬ツバキに似た白くて小さな花が咲く。花は2~3cm。
葉の若芽を摘んでお茶にする。
-
ツバキ
学名: Camellia japonica L.
分類: ツバキ科 ツバキ属
原産: 日本、中国
花期: 冬常緑樹。ツヤのある葉。雄しべが長くたくさん伸びる。
散る時に花ごと落ちるものが多い。
ナツツバキ属 Stewartia
-
シナナツツバキ
学名: Stewartia rostrata Spongberg
分類: ツバキ科 ナツツバキ属
原産: 中国
花期: 夏白いツバキ様の花が咲く。萼が赤い。葉は卵形。
写真は花弁がほのかにピンクになる「夜明け前」という園芸種。
落葉高木。樹高は10mほど。
-
ナツツバキ
学名: Stewartia pseudocamellia Maxim.
分類: ツバキ科 ナツツバキ属
原産: 日本、朝鮮半島
花期: 夏白いツバキ様の花が咲く。花弁の縁にしわがある。花は5~6cm。
釈迦が入滅したのが、沙羅の木の下だったことから沙羅双樹と呼ばれるが、日本には自生していないため、似ているナツツバキを沙羅双樹と呼んだ。 京都で沙羅双樹の寺として有名な東林院(とうりんいん)に植えられているのはナツツバキである。
落葉高木。樹高は10mほど。
-
ヒメシャラ
学名: Stewartia monadelpha Siebold et Zucc.
分類: ツバキ科 ナツツバキ属
原産: 日本
花期: 夏白くて小さ目のツバキ様の花が咲く。花弁にしわは無い。花は2cmほど。
落葉高木。樹高は15mほど。
植物の分類について
植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。