アカネ科 Rubiaceae
アカネ科は1万種を含む。コーヒーノキも属する。
ルクリア属 Luculia
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ルクリア
学名: Luculia pinceana Hook.
分類: アカネ科 ルクリア属
原産: インド
花期: 秋から冬枝先に数個の花が咲く(複集散花序)。花弁は細い漏斗の先が全開して5裂する。花は4cmほど。花弁が二重になる。 葉は卵形でやや大きく向き合ってつく(対生)。葉の表面にはツヤがあって葉脈間が盛り上がる。
甘い香りがする。アッサムニオイザクラとも呼ばれる。
耐寒性、耐暑性が低く枯れてしまうことが多い。
常緑低木。樹高は日本では50cmほど。
アカネ亜科 Rubioideae
アカネ属 Rubia
クルマバソウ属 Asperula
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アスペルラ・オリエンタリス
学名: Asperula orientalis Boiss. & Hohen.
分類: アカネ科 クルマバソウ属
原産: トルコ シリアやイラク北部 イランのコーカサス地方
花期: 夏細い漏斗状の花が4裂して咲く。花茎の先に多数の花が咲く。 葉は幅の狭い卵形で茎の周りを一周する(輪生)。 草丈は30cmほどですが、茎が細くやや倒れているものもある。
タマクルマバソウとも呼ばれる。
トキワナズナ属 Houstonia
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ヒナソウ
学名: Houstonia caerulea L.
分類: アカネ科 トキワナズナ属
原産: 北アメリカ
花期: 春から初夏まで指先ほどの小さい花。花弁が4裂して十字のように咲く。花の中心が黄色い。
ハクチョウゲ属 Serissa
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ハクチョウゲ
学名: Serissa japonica (Thunb.) Thunb.
分類: アカネ科 ハクチョウゲ属
原産: 東アジア
花期: 初夏指先ほどの小さな花。花弁の縁に小さなフリルがある。常緑低木。
ブバルディア属 Bouvardia
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ブバルディア
学名: Bouvardia longiflora (Cav.) Kunth
分類: アカネ科 ブバルディア属
原産: メキシコ
花期: 秋から春まで枝先や茎と葉の付け根(葉腋)に花が咲く。花は細い漏斗状で4裂する。花色は白色。葉は卵型で2~4枚が輪生する。 写真は園芸種。
短日植物ですが、切り花用として周年栽培されている。
ヘクソカズラ属 Paederia
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ヘクソカズラ
学名: Paederia foetida L.
Syn. Paederia scandens (Lour.) Merr.
分類: アカネ科 ヘクソカズラ属
原産: 東アジア
花期: 夏漏斗状の白い花が咲く。花弁の縁はフリル状になっていて、内側が赤い。 蔓から枝分かれして、数個の花が咲く。 葉はハート形。
庭や空き地などに自生する。
蔓性多年草
ペンタス属 Pentas
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ペンタス
学名: Pentas lanceolata (Forssk.) Deflers
分類: アカネ科 ペンタス属
原産: アフリカ
花期: 春から秋小さな星型の花が多数咲く。
園芸種が流通している。
ヤエムグラ属 Galium
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キバナカワラマツバ
学名: Galium verum L. ssp. asiaticum (Nakai) T.Yamaz.
分類: アカネ科 ヤエムグラ属
原産: 韓国 日本など
花期: 夏茎先や茎と葉の付け根(葉腋)から花茎を伸ばして小さな花が集まって咲く(集散花序)。花は小さく杯状で先が4裂する。 葉は細くて短いものが10枚ほど輪生しているように見えるが、実際は2枚が対生で、残りは托葉。 草丈は30~80cmほど。
使われていない人家の脇に咲いていた。自然には河原などに自生する。
多年草。
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クルマバソウ
学名: Galium odoratum (L.) Scop.
Syn. Asperula odorata L.
分類: アカネ科 ヤエムグラ属
原産: ヨーロッパ
花期: 夏茎を伸ばして茎頂上に白い小さな花が集まって咲く。 花は漏斗状で4裂する。 葉は被針形または長楕円形で6~10枚が輪生する。 草丈は20~30cmほど。
自然には林の中などに自生しているが、山野草として売られていて、庭などに植生されている。
ハナムグラ G. tokyoenseに似ているが、ハナムグラの葉は4~6枚ほどで、草丈が大きいと80cmほど。
多年草。
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ヤエムグラ
学名: Galium spurium var. echinospermon
分類: アカネ科 ヤエムグラ属
原産: 世界の温帯域
花期: 春細い葉が輪生し、白い小さな花が咲く。夏に緑色の実ができる。実には毛が生えている。成熟すると茶色になる。
道端などに生えている。
サンタンカ亜科 Ixoroideae
クチナシ属 Gardenia
コンロンカ属 Mussaenda
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コンロンカ
学名: Mussaenda parviflora Miq.
分類: アカネ科 コンロンカ属
原産: 熱帯アジア
花期: 夏白い花弁にみえるのは萼片で5枚ある。その先に黄色花が咲く。
サンタンカ属 Ixora
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サンタンカ
学名: Ixora chinensis Lam.
分類: アカネ科 サンタンカ属
原産: 中国南部~マレー半島
花期: 夏枝先に多数の花が咲く(散形花序)。花は細い漏斗状で先が4裂する。 葉は卵型で向き合ってつく(対生)。 葉は皮質。
常緑低木。樹高は1~3m。
植物の分類について
植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。