クスノキ科 Lauraceae
クスノキ科は2000種を含み、香辛料として利用されるシナモンやゲッケイジュ、また果物のアボカドなどを含む。
クスノキ属 Cinnamomum
-
クスノキ
学名: Cinnamomum camphora (L.) J.Presl
分類: クスノキ科 クスノキ属
原産: 東アジア 朝鮮半島からベトナムまで
花期: 初夏白い小さな花が総状花序で咲く。葉は革質で楕円形、縁が波打つようになる。また、葉脈が白くみえる。 樹高は20~30m、幹回りも数mにもなる。 木の表面には縦縞がある。 初夏に葉が紅葉し、新芽の葉と交代するように落葉する。 秋には10mmほどの黒い実がなる。
常緑高木。樹高は20mを越えるものもある。
クロモジ属 Lindera
ゲッケイジュ属 Laurus
-
ゲッケイジュ
学名: Laurus nobilis L.
分類: クスノキ科 ゲッケイジュ属
原産: 地中海周辺
花期: 春葉は革質で細身の卵型。花は葉柄の基部から花柄が伸び数個の白い花が咲く。花は10mmほど。雄しべが黄色いので、花が黄色く見える。
葉には芳香があり、乾燥させた葉はローリエ(仏語:laurier)、ローレル(英語:laurel)と呼び、香辛料として使われている。
常緑高木。7~18mほど。
植物の分類について
植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。