ブナ科 Fagaceae
ブナ科は600種を含む。
クリ属 Castanea
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クリ
学名: Castanea crenata Siebold et Zucc.
分類: ブナ科 クリ属
原産: 韓国 日本
花期: 夏雌雄異花。枝と葉の付け根(葉腋)に咲く。雄花は長く細い穂状にクリーム色の小さな花が多数咲く。 雌花は小さく雌しべだけ? 葉は大きな卵形で、縁が浅い鋸歯で葉脈がある。
落葉高木。17mほどになる。
秋に茶色いイガのついた実ができる。 イガを割ると中には3つほどの実が入っている。 茹でたり焼いたりして食べる。
写真は雄花。
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クリ
学名: Castanea crenata Siebold et Zucc.
分類: ブナ科 クリ属
原産: 韓国 日本
花期: 夏写真中央が雌花。花弁はなく、雌しべが数本伸びている。
栗の花は枝に近い処に雌花が咲き、花穂にびっしりと雄花が咲く。 受粉が終了すると雌花の部分を残して、雄花は落ちていく。
マテバシイ属 Lithocarpus
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マテバシイ
学名: Lithocarpus edulis (Makino) Nakai
分類: ブナ科 マテバシイ属
原産: 日本固有種
花期: 初夏その年に伸びた新枝に稲状花序の花が咲く。葉は楕円形で10~20cmほど。表面は革質つやがある。 新しく伸びた葉は初夏は黄緑色。 秋に23cmほどのドングリがなる。
公園樹や街路樹として利用される。
常緑高木。15mほどにもなる。
ブナ属 Fagus
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ブナ
学名: Fagus crenata Blume
分類: ブナ科 ブナ属
原産: 日本
花期: 初夏枝先に葉が出ると同時に花が咲く。雌雄異花。雌花は花柄を伸ばしてその先に咲く。花弁はなく、赤い雌しべがの先が3裂する。 葉は卵形または楕円形で葉脈が深く鋸葉でみえる。 ブナは数年に一度しか花をつけない。
実には太い毛が生えていて、熟すと4枚ある殻が開き、中に2つの種がある。種は薄いドングリやクリのように茶色い。
山に生えている。公園に植えられていることもある。
落葉高木。30mほどにもなる。
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ブナ
学名: Fagus crenata Blume
分類: ブナ科 ブナ属
原産: 日本
花期: 初夏雄花は枝先から枝垂れるように数個咲く。花弁はない。雄しべが多数ある。
植物の分類について
植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。