グミ科 Elaeagnaceae
グミ科は50種を含む。
グミ属 Elaeagnus
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アキグミ
学名: Elaeagnus umbellata Thunb. var. umbellata
分類: グミ科 グミ属
原産: ヒマラヤ~日本
花期: 初夏白い花に見えるのは萼。筒状の萼が4裂して全開する。花弁はない。花色は白色から淡黄色に変化する。葉は楕円形で鱗状毛がつき、互い違いにつく(互生)。 秋に球形の赤い実がなる。食用になるがタンニンが多く苦味がある。
自然には道端や川岸などに自生するが園芸樹として販売され庭などに植生されることもある。
落葉低木。樹高は2~5mほど。
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トウグミ
学名: Elaeagnus multiflora var. hortensis
分類: グミ科 グミ属
原産: 日本 中国 朝鮮半島
花期: 春白い花に見えるのは萼。筒状の萼が4裂して開く。花弁はない。6月頃に赤い実が成り、食用になる。
ナツグミ Elaeagnus multifloraの亜種。
落葉小高木。
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ナワシログミ
学名: Elaeagnus pungens Thunb.
分類: グミ科 グミ属
原産: 日本 中国 朝鮮半島
花期: 秋白い花に見えるのは萼。筒状の萼が4裂して開く。花弁はない。実は冬越ししてからでき、ややラグビーボール状の緑色で、苗代(ナワシロ)が作られる4~5月頃に熟すと白くなる。実には花にもある小さな斑点がある。
実は苦くて不味い。
常緑低木。樹高は3mほど。
植物の分類について
植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。