カキノキ科 Ebenaceae
カキノキ科は500種を含み、果物の柿は代表的な植物です。
カキノキ属 Diospyros
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カキノキ
学名: Diospyros kaki Thunb.
分類: カキノキ科 カキノキ属
原産: 中国
花期: 初夏落葉低木。黄色い厚みのある5弁の花が咲く。苞は実ができた時にはへたとなる。 葉は大きな卵形で、初夏は黄緑色で、徐々に濃い緑色になる。
柿は、実を食用にし、葉を茶にし、幹を木材として利用されている。
東アジアにしか無い植物で、19世紀になって北米やヨーロッパにはじめて紹介され、現在は広く栽培されている。 そうした事情から英語ではPersimmonとも呼びますが、学名のkakiもあって日本語読みの“Kaki”で海外でも通じる。
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マメガキ
学名: Diospyros lotus L.
分類: カキノキ科 カキノキ属
原産: 西アジア
花期: 夏雌雄異株。写真は雌花。花は4裂して花弁の先が反り返る。花色は淡い黄色や花弁の先がピンクになるものもある。花の大きさは10~15mmほど。花は枝と葉の付け根(葉腋)に咲く。 花よりも萼の方が大きい。 葉は卵形で互い違いにつく(互生)。
秋に2cmほどの液果がなる。主に柿渋に利用される。
落葉高木。樹高は10~20mほど。
植物の分類について
植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。