イワウメ科 Diapensiaceae
イワウメ科は12種を含みます。
イワウチワ属 Shortia
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イワウチワ
学名: Shortia uniflora (Maxim.) Maxim. var. kantoensis T.Yamaz.
分類: イワウメ科 イワウチワ属
原産: 日本固有種
花期: 春茎と葉の付け根(葉腋)から花茎を伸ばして先に一つの花が咲く。花弁は5裂して、縁が鋸歯。 葉は楕円形で、葉柄が長い。 草丈は10~20cmほど。
葉の基部が心形ならば、コイワウチワ。へこみが無ければトクワカソウ。写真はコイワウチワ。葉が2倍ほどあるオオイワウチワもある。
自然には山地に自生する。山野草として販売され庭などに植栽されることもある。
多年草。
イワカガミ属 Schizocodon
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イワカガミ
学名: Schizocodon soldanelloides Siebold et Zucc. var. soldanelloides
Syn. Shortia soldanelloides (Siebold et Zucc.) Makino
分類: イワウメ科 イワカガミ属
原産: 日本固有種
花期: 夏茎先に数個の花が咲く。花弁は5枚で先に細い切れ込みがある。 葉は丸葉で根出葉。 草丈は15cmほど。
自然には亜高山帯より上に生息する。山野草として販売され庭に植栽されることもある。
多年草。
植物の分類について
植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。