パイナップル科 Bromeliaceae
パイナップル科は1400種を含む。パイナップルも含まれる。一般にパイナップル科の植物を総称してアナナス類と呼ぶ。
グズマニア属 Guzmania
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グズマニア
学名: Guzmania x magnifica
分類: パイナップル科 グズマニア属
原産: 南アメリカ
花期: 不定期花茎に付く苞が色づいて、花のように見える。花は花茎の中央に小さく咲く。 苞が赤色、ピンク、オレンジ色などになる。 葉は針形で長い。 草丈は30~40cmほど。
花は一度だけ咲き、色づいた苞は長く楽しめる。親株のそばに子株ができるので、それを育てるとまた花が咲く。
自然には木の枝などに自生する着生植物で、葉や茎から水や栄養を直接吸収できる。
常緑多年草。
ツツアナナス属 Billbergia
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ヨウラクツツアナナス
学名: Billbergia nutans H. Wendl. ex Regel
分類: パイナップル科 グズマニア属
原産: ブラジル南部 パラグアイ ウルグアイ アルゼンチン北部
花期: 冬から春茎と葉の付け根(葉腋)から花茎を伸ばして垂れ下がるようにして10~15個の花が咲く。 苞はピンクで、花は下向きに咲く。花弁は緑色、縁が青紫色で、長い雄しべが伸びて先の葯は黄色。 花弁は反り返る。 葉は幅の狭い線形で30~45cmほど。
学名からビルベルギア・ヌタンスとも呼ばれる。
着生植物
植物の分類について
植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。