おさんぽ花図鑑

ツリフネソウ科 Balsaminaceae

ツリフネソウ科は600種を含む。

ツリフネソウ属 Impatiens

  • インパチェンス

    インパチェンス

    学名: Impatiens walleriana Hook.f.
    分類: ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
    原産: アフリカ東部 ケニアからモザンビーク
    花期: 初夏から秋

    5弁の花が咲く。葉は卵形で縁に浅い鋸歯がある。葉は対生し、葉柄がある。 多年草で気温15度程度あれば咲き続ける。 寒さには弱い。 アフリカホウセンカとも呼ばれる。

    色違いなど

  • キツリフネ

    キツルフネ

    学名: Impatiens noli-tangere L.
    分類: ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
    原産: ヨーロッパ アジア 北アメリカ
    花期: 夏

    釣鐘状の黄色の花が咲く。花弁の先は唇状で、釣鐘の後ろの距が長い。 花は茎と葉の付け根(葉腋)から花茎を伸ばし先に数個咲く。 花が茎から釣り下がったようにみえる。また、花茎が葉の下に伸びるので隠れているようにもみえる。 葉は卵形で、互い違いにつく(互生)で、縁が鋸歯。 草丈は40~80cmほど。

  • サンパチェンス

    サンパチェンス

    学名: Impatiens hybrida 'Sun Patience'
    分類: ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
    原産:
    花期: 夏

    サカタのタネがニューギニアインパアチェンスなど近縁種を交配して作出したF1品種。

  • ツリフネソウ

    ツルフネソウ

    学名: Impatiens textorii Miq.
    Syn. Impatiens textorii Miq. f. minuscula Hayashi
    分類: ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
    原産: アジア
    花期: 晩夏

    釣鐘状の紫色の花が咲く。花弁の先は唇状で、釣鐘の後ろの距は先端が巻き状になる。 花は茎と葉の付け根(葉腋)から花茎を伸ばし先に数個咲く。 花が茎から釣り下がったようにみえる。 葉は卵形で、互い違いにつく(互生)。 草丈は40~80cmほど。

  • ニューギニアインパチェンス

    ニューギニアインパチェンス

    学名: Impatiens hawkeri W.Bull
    分類: ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
    原産: パプアニューギニア ソロモン諸島
    花期: 夏

    6弁の花が咲く。葉は楕円形で表面に筋があり、縁に小さな突起がある。

    色違いなど

  • ハナツリフネ

    ハナツルフネ

    学名: Impatiens balfourii Hook.f.
    分類: ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
    原産: ヒマラヤ地域の標高5000m辺り
    花期: 夏

    釣鐘状の花が咲く。花弁の先は唇状で、下唇がピンク。また、釣鐘の後ろの距が長く伸びる。。 花は茎と葉の付け根(葉腋)から花茎を伸ばし先に数個咲く。 花が茎から釣り下がったようにみえる。 葉は卵形で、互い違いにつく(互生)で、浅い鋸歯。 草丈は40~80cmほど。

  • ホウセンカ

    ホウセンカ

    学名: Impatiens balsamina L.
    分類: ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
    原産: 東南アジア
    花期: 夏

    花茎を伸ばし、茎と葉の付け根(葉腋)に数個の花が咲く。 咲いた花を正面から見ると左右と上に花弁があるが、左右の側花弁は厳密には2枚が合着しているので花弁は5枚と数えることもできる。 萼片は3枚で、下萼片には長い距が付くことがある。 小さなラグビーボール状の実ができて中に小さなゴマのような種が多数できる。 葉は幅の狭い卵形で縁に鋸歯があり、互い違いにつく(互生)。 草丈は30~60cmほど。

    八重咲き種をよくみかける。

    一年草。

    色違いなど

植物の分類について

植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。