おさんぽ花図鑑

マタタビ科 Actinidiaceae

マタタビ科は350種を含む。

マタタビ属 Actinidia

  • キウイ

    キウイ
    キウイの実

    学名: Actinidia chinensis Planch. var. deliciosa (A.Cheval.) A.Cheval.
    Syn. Actinidia deliciosa (A.Chev.) C.F.Liang & A.R.Ferguson
    分類: マタタビ科 マタタビ属
    原産: 中国
    花期: 初夏

    白色またはやや黄色の花が咲く。花は4~5cmで、雌雄異株で花も異なる。写真は雌花。 葉は丸葉で葉柄が長い。 秋に鶏卵ほどの茶色い毛が生えた実がなる。

    雌雄異株なので、実をつけさせるには雄株と雌株の両方を植生する必要がある。

    落葉蔓性植物。

  • キウイ

    キウイ雄花

    学名: Actinidia chinensis Planch. var. deliciosa (A.Cheval.) A.Cheval.
    Syn. Actinidia deliciosa (A.Chev.) C.F.Liang & A.R.Ferguson
    分類: マタタビ科 マタタビ属
    原産: 中国
    花期: 初夏

    こちらが雄花。

  • サルナシ

    サルナシ
    サルナシの実

    学名: Actinidia arguta (Siebold et Zucc.) Planch. ex Miq.
    分類: マタタビ科 マタタビ属
    原産: 中国北部 朝鮮半島 シベリア 日本
    花期: 初夏

    蔓と葉の付け根(葉腋)に数個の花が咲く。花弁は5枚。雌雄異株または、雌雄雑居性。葉は卵形で8cmほど。 実は親指ほどの俵形またはラグビーボール形で夏に熟す。無毛で切るとキウイに似ている。食べられる。

    日本在来種で東北では栽培され、岩手県軽米町では特産としてジュースなどの加工品も販売されている。

    落葉蔓性植物。

  • マタタビ

    マタタビ
    マタタビの実

    学名: Actinidia polygama (Siebold et Zucc.) Planch. ex Maxim.
    分類: マタタビ科 マタタビ属
    原産: 中国 朝鮮半島 日本
    花期: 夏

    蔓と葉の付け根(葉腋)に花が咲く。花弁は5枚。雌雄異株または、雌雄雑居性。葉は葉先が尖る卵形。 実は親指ほどの俵形またはラグビーボール形で秋に熟す。

    葉は白く白化するものがある。

    写真は両性花。両性花も雌花も1個ずつ咲く。

    落葉蔓性植物。

  • マタタビ

    マタタビ

    学名: Actinidia polygama (Siebold et Zucc.) Planch. ex Maxim.
    分類: マタタビ科 マタタビ属
    原産: 中国 朝鮮半島 日本
    花期: 夏

    写真は雄花。雄花は2~3個が葉柄に咲く。

植物の分類について

植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。