おさんぽ花図鑑

きゃらぼく

きゃらぼく

青森

きゃらぼく(伽羅木)。木に咲く小さな花。というか花にはみえないかな? 葉は短くて枝の四方についている。 夏の終わりには赤い実がなり食べられるけど、黒い種には毒があるので注意しましょう。 背はまた下ほどから、大きくなると大人ほどになる。

オスとメスの木があって、写真は雌花。

庭や公園などに植えられている。

春に咲く。

花拡大 雄花

雌花をズームしてみると、花というよりも芽のようにみえる。

次の写真が雄花で、粒のようにみえるけど雄しべがいっぱいついている。

きゃらぼくの実

夏の終わりに赤い実がなる。真ん中に黒い種がある。

生まれ:
中国 韓国 ロシア東部 日本
分類:
イチイ科 イチイ属

いちいと、きゃらぼくはとても似ています。葉だけみるともみの木も似ています。

葉がちがう

きゃらぼくの葉
きゃらぼく
いちいの葉
いちい

いちいの葉は、枝の両側に並んでいる。きゃらぼくの葉は、枝の周りに四方についている。

また、いちいは空に向かって伸びていくのに対して、きゃらぼくは背は高くならずにこんもりと広がる。