おさんぽ花図鑑

ウリ科 Cucurbitaceae

ウリ科は950種を含む。スイカやメロンも属している。

オキナワスズメウリ属 Diplocyclos

  • オキナワスズメウリ

    オキナワスズメウリ
    オキナワスズメウリの実

    学名: Diplocyclos palmatus (L.) C.Jeffrey
    Syn. Bryonopsis laciniosa (L.) Naudin
    分類: ウリ科 オキナワスズメウリ属
    原産: 熱帯地域 マレーシア パプアニューギニア オーストラリア
    花期: 夏

    蔓を伸ばして小さな15~20mmの花が咲く。花弁は5枚。 葉は紅葉様で、大きな切れ込みが5つある。

    受粉後丸い3~4cmほどの実がなる。実には縞々模様がある。熟すと赤くなる。

    琉球オモチャウリとも呼ばれる。

カボチャ属 Cucurbita

  • ズッキーニ

    ズッキーニ
    ズッキーニの実

    学名: Cucurbita pepo var. cylindrica
    分類: ウリ科 カボチャ属
    原産: メキシコ
    花期: 夏

    茎と葉柄の付け根(葉腋)に大きな黄色い花が咲く。 葉は大きな掌状で、太くて長い葉柄がある。 花後にきゅうりを少し太くしたような実ができる。 実の色は緑色や黄色。

    草姿全体など

  • セイヨウカボチャ

    セイヨウカボチャ
    セイヨウカボチャの実

    学名: Cucurbita maxima Duchesne ex Lam.
    分類: ウリ科 カボチャ属
    原産: アメリカ大陸
    花期: 夏

    蔓を伸ばし地面を這うように成長する。黄色い10~15cmほどの花が咲く。 花弁は5裂している。雌雄異花で、雌花の下に実ができる。 葉は30cmほどありやや丸いハート形。 丸い実ができる。果肉は黄色からオレンジ色。煮物にして食べる。

カラスウリ属 Trichosanthes

  • カラスウリ

    カラスウリ
    カラスウリの実

    学名: Trichosanthes cucumeroides (Ser.) Maxim. ex Franch. et Sav.
    分類: ウリ科 カラスウリ属
    原産: 中国 日本
    花期: 夏

    蔓を伸ばして色んなものにからまる。白い花が咲く。花弁は5枚で縁が深く切れ込み白い糸状になる。 花は夜に咲き、糸状の花弁の先が大きく広がる。 朝には糸状の部分が縮んでくる。 葉は五角形。 秋に球状かラグビーボール状のオレンジ色または黄色の実ができる。 未熟の青い実にはスイカ様の縞模様がある。

    雌雄異株で、写真は雌花。

    草むらなどに自生している。

  • カラスウリ

    カラスウリ

    学名: Trichosanthes cucumeroides (Ser.) Maxim. ex Franch. et Sav.
    分類: ウリ科 カラスウリ属
    原産: 中国 日本
    花期: 夏

    雄花。

キュウリ属 Cucumis

  • キュウリ

    キュウリ
    キュウリの実

    学名: Cucumis sativus L.
    分類: ウリ科 キュウリ属
    原産: インド北部 ヒマラヤ山麓
    花期: 夏

    黄色い3~4cmほどの花が咲く。細長い実がなる。未熟な実を食べる。 葉は5角形。葉も茎も短い透明な棘がたくさんある。棘に刺さると痛い。 実にも棘があるが、最近は棘があると流通上表面を傷つけてしまい商品価値が下がるなどの不利益があるので、棘の無い品種もある。 蔓を伸ばして成長する。自然には地面を這うように成長するが、野菜として栽培する際は、支柱やネットを用いて誘因するなどして空に向かって伸ばす。

スイカ属 Citrullus

  • スイカ

    スイカ
    スイカの実

    学名: Citrullus lanatus (Thunb.) Matsum. & Nakai
    分類: ウリ科 スイカ属
    原産: 熱帯アフリカ
    花期: 夏

    蔓を伸ばし地面を這うように成長する。黄色い3~4cmの花が咲く。 葉は30cmほどあり深い切れ込みがある。 丸い実ができる。熟すと果肉が赤くなる。品種によっては黄色い果肉もある。

ツルレイシ属 Momordica

  • ゴーヤー

    ゴーヤー

    学名: Momordica charantia L. var. pavel Crantz
    分類: ウリ科 ツルレイシ属
    原産: 熱帯アジア
    花期: 夏

    蔓を伸ばして成長する。黄色い3cmほどの花が咲く。実は表面がごつごつしている。若い実は食用される。苦い。 雌雄異花。写真は雄花。ニガウリとも呼ばれる。

    夏暑くてもよく茂るので最近は夏に窓の日よけとして栽培されることがある。日よけと食材の二つで利用される。

  • ゴーヤー

    ゴーヤー
    ゴーヤーの実

    学名: Momordica charantia L. var. pavel Crantz
    分類: ウリ科 ツルレイシ属
    原産: 熱帯アジア
    花期: 夏

    写真は雌花。

ヘチマ属 Luffa

  • ヘチマ

    ヘチマ

    学名: Luffa cylindrica L.
    分類: ウリ科 ヘチマ属
    原産: インド
    花期: 夏

    蔓を伸ばして成長する。黄色い10~15cmの花が咲く。実は太く長い。若い実は食用される。完熟した実は乾燥させるとタワシのようになるので洗い物に使われる。

    葉が大きくよく茂るので最近は暑い夏に窓の日よけとして栽培されることがある。

    雌雄異花で、写真は雄花。一つの株に雄花と雌花両方が咲き結実可能。

  • ヘチマ

    ヘチマ
    ヘチマの実

    学名: Luffa cylindrica L.
    分類: ウリ科 ヘチマ属
    原産: インド
    花期: 夏

    雌花。雌花の基部には実になる部分がついている。 雌しべは基部から数本伸びている。

ユウガオ属 Lagenaria

  • ヒョウタン

    ヒョウタン
    ヒョウタンの実

    学名: Lagenaria siceraria var. gourda
    分類: ウリ科 ユウガオ属
    原産: アフリカ南部
    花期: 夏

    蔓を伸ばして蔓と葉の付け根から花茎を伸ばして先に花が咲く。花弁は5枚で全体が縮れている。 雌花、雄花がある。 葉は腎形で葉柄が長い。

    ヒョウタンの実には苦味や嘔吐をもよおすククルビタシンが含まれており食べられないが、実をくりぬいて乾燥させ液体を入れる容器として用いられていた。

    ヒョウタンからククルビタシンの少ないものを選抜して育種したものが食用となる。 日本ではユウガオがある。ユウガオは実を幅2cmほどで薄く削り干して、干瓢として食べられる。 よってヒョウタンもユウガオも同一種の品種と考えられている。

    古代人の移動や海に流されアフリカからユーロッパ~アジアに広まったと考えられている。

植物の分類について

植物の分類についてはDNAなどに基づいた最新の分類:APG IV (Angiosperm Phylogeny Group IV)を使用しています。 また、学名や分類について議論が続いているものについてはBGPlants(研究用植物データベース作成グループ作成: Data-base on the plants kept in the Botanical Garden)の成果であるYListを参考にしています。