おさんぽ花図鑑

薄紫色の花

もう、かれこれ1か月くらい前です。庭先に薄紫色で小さな花が咲いてました。雄しべが長いんです。

ハナシキブ

花は漏斗状で花弁の縁が切れ込んでいてひらひらしてて、雄しべが長い。 パっと見、シソ科だろうと思って、シソ科の花をずっと探していましたが、ぜんぜん見つかりません。

何度探してもみつからないので、ほぼあきらめぎみ。 もうお盆も過ぎて秋の足音が聞こえるころになりました。 散歩してると、コムラサキの紫色の実が色づきはじめました。 そんな時、そういえばコムラサキは、クマツヅラ科からシソ科に異動になったんだったなぁと思いだしました。

そこでクマツヅラ科の花を探してみました。 ボタンクサギとか、ランタナとかデュランタなどが検索に出てきてなかなか探してる花は見当たりません。

でも、1つだけなんとなく似ている花を見つけました。 ハナシキブです。 でもその写真では葉の縁が鋸歯だったんです。 違うなと思って、元の写真をよ~くみると、中央に写ってる葉には鋸歯は無いんですけど、後ろに写ってる枝の葉には鋸歯がありました。 あ、もしかして葉の形が一様ではないのかも。 そう考えて、改めてハナシキブの写真を検索してみると、ますます似ているのに気づきました。 これハナシキブだよ。うん。

やっと見つけました。 クマツヅラ科にいた花はけっこう多くがシソ科に異動されているんですが、いまでもクマツヅラ科と表記されていることが多いんです。 こういうのは探すのが難しいですね。